あけまして、おめでとうございます。
久しぶりの投稿。心身ともに弱っていた2019年。いろいろなことに気づかされる年になりました。
人って、うまくいっているときは特に何も考えないけど、うまくいかないときはいろんなことを考えさせられますね。そう思うと、悪いことも自分を見つめ直す良い機会なのかもしれません。
『人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)』
大の読書家で知られている芦田愛菜ちゃんが感銘を受けた一冊、iPS細胞で有名な山中先生の著書『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』にも出てくる言葉だそうです。
この言葉は中国から来たことわざで、人生における幸不幸は予測しがたい。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないという教訓です。
ちょっとクレイジーな車椅子ユーザー 中嶋涼子さん
スマホ依存症気味の私…。年始からさっそく無意識にYahoo!ニュースを開いてしまいました。
どうでもいいニュースの中に、素敵な記事がありました。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを応援するテレビ朝日の企画『松岡修造の2020みんなできる宣言』で松岡修造さんが、”車いすインフルエンサー”の中嶋涼子さんに取材した記事が掲載されていました。
彼女は、9歳のころに脊髄の炎症により下半身が動かなくなり車いす生活を余儀なくされたそうです。車いすになった当初は、人目を気にし、引きこもり気味になっていたそうですが、映画館で『タイタニック』を観たことがきっかけで、自分の考え方が大きく変わったそうです。
一つの出来事をきっかけに、いろいろなことに挑戦していった彼女は、アメリカ留学から日本に戻ってあることに気づきます。「アメリカにいるときは、自分が障がい者であることを忘れていた」と。
日本も随分とハード面のバリアフリーに対しては整備されてきていますが、ソフト面のバリアフリーにはまだまだ課題が山積してます。
彼女は、日本でも心のバリアがない社会は実現できる!との信念で、車いすユーザーの視点から、世の中の楽しいことを発信し続けています。(中嶋さんのTwitterはこちら)
「障がい者がカッコよく楽しく生きていける日本に!』この言葉とこんな素敵な人がいることを知った2020年は素敵な始まりになりそうです。
『人間万事塞翁が馬』目の前のことに一喜一憂せず、今の自分ができることを一生懸命やっていく。そして一度きりしかない人生をしっかりと楽しんで過ごしたいと思います。