「あなたはどうなりたいの?どうしたい?」
大きなプロジェクト案件が入って、深夜まで残業の日々。
短納期でかなり専門的な知識を必要とされる案件。
激務とプレッシャーで私の身体と心は崩壊寸前。
そんな状況に押しつぶされそうになってたとき、
友人が習っているタロット占いの先生のところへお邪魔しました。
そこで最初に言われたのが、先ほどの言葉。
どうなりたい?う~ん分からん…。
どうしたい?う~んとりあえず今の過酷な状況から抜け出したい。
でも、仕事を辞めたいかと言えばそうでもない。
先生いわく、人の顔色窺いすぎて言いたいことを言わずに我慢する癖がついているから自分がどうしたいのか分からなくなるんだそうだ。
少しずつ自分の気持ちや考えを伝えるようにしていきます。なんて言って占いタイムは終了。
占いは当たってたこともそうでないこともありましたが、次はもういいかな(笑)
だって、言いたいことを言えない性格は、的外れなことを言われても違うと言えないんですもん(笑)
何となくビミョーに当たっててビミョーに違う人物像が設定され、スッキリしないままお店を後にしました。。
占い帰りに友人とカフェでデザート。
私が占いをしている間、隣の部屋で顔の施術を受けていた彼女。
会話の内容が少し聞こえていたようで、
何となく私がスッキリしていないことを察知した彼女は、
友人「言いたいこと言えないっていっても、何でも言えないわけじゃないよね」
私 「うん…」
友人「結構好きなこととかやりたいことやってるよね」
私 「うん…」
私は今の過酷な状況の突破口を見つけるために相談しに行ったのだ。
思ってた答えが見つからなかった私は
思わず投げやりに「身体を壊したら会社のせいだよ」と言った。
彼女の口から出た言葉は
「身体を壊してもそれは守れなかった自分の責任だよ」
「・・・?どいう意味?」
「周りの人は、結局どれだけツラいのか本人じゃないんだから分からない。
無理して身体を壊して困るのは自分だよ。
大変なのを分かってあげられるのは自分だけ。
自分で自分を守らなきゃダメだよ。」
さっきの占いの先生との時間はなんだったんだろう…。
彼女のその言葉が深く心に刺さりました。
「自分のことを分かってあげあられるのは自分だけ…。
自分を守れるのは自分だけ…。」
自分で言うのもなんだけど、私は結構頑張り屋さんだ。
一人で何でも抱えてしまう癖がある。
会社ではうつ病になって退職していった人がいる。
私の周りには、仕事で無理して身体を壊した人もいる。
共通しているのは、みんな頑張り屋さんだ。
「身体を壊したら守れなかった自分の責任だよ。」
世界で唯一の私の理解者、それは私だ。
自分をもっと大切にしてあげよう。自分を守れるのは私だから。